ビジネス
専門書ばかりを読んでいて時間がなかったのだが,一段落ついたので久々に本を読んでみた. 毎日寝る前の30分を読書に充てれば,一週間で一冊は読めそう. 読書習慣を取り戻していきたい. 今回読んだのは,博報堂で働くアイデアマンが書いた『考具』.考具 ―…
外資企業を中心にコーチングと呼ばれる手法が導入されているが,入社先でもコーチングが行われているので,その予習も兼ねて.図書館にあったのが第二版だけだったのだが,この本の記述を読む限りは第一版と大体同じ内容のようで安心して読んでいた.が,調…
立花氏・佐藤氏の共著『ぼくらの頭脳の鍛え方』で紹介されていた一冊.その名の通り,論理学のバックグラウンドの全くない人のために,記号を用いずに,公理系の導入から(論理学における)演繹的推論までを扱っている.本書の良さは,本書を通して,何もな…
プレゼンテーションzenの続編を読んだ.前作はデザインも含むプレゼンテーションの準備・実践など全般について記述されていたが,本書はデザインに焦点を当てている.エクセレント・カンパニーの共著者であるトム・ピーターズは「我々はみなデザイナーであり…
論文投稿の関係で中々本を読む時間を確保できていなかったのだが,一段落したので,プレゼンテーションを控えてることもあり,プレゼンに関する本を読んでみた.本書に載ってるサンプルスライドは研究発表に活かしづらいものが多いが,一方で,本書で説いて…
今回は安宅氏の『イシューからはじめよ』を紹介する.この手の本は,大抵ツールの紹介に終始するものばかりという印象.半年ほど前に図書館の新着図書コーナーにあった本もそうだった. イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 作者: 安宅和人 …
ようやく今年から働くことができるので,推薦された『入社1年目の教科書を読んでみた.当たり前のことばかり書いてあるのだが,過去の記事で何度か言っているように,当たり前のことが当たり前にできていないからわざわざ書いているのだろう. 入社1年目の…
『そうだったのか!現代史』ぶりの池上彰氏の著書.相変わらず平易な言葉で解説されており,関心してしまう.前回紹介した『そうだったのか!現代史』は歴史にフォーカスしていたが,本書は現代社会にフォーカスしている. 「1テーマ5分」でわかる世界のニ…
また時間が空いてしまった…漸く修理に出していたノートPCが手元に戻ってきたので,もう言い訳はできない.今回からちゃんとブログの英語化もしないと. 今回紹介するのは『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』だ.本書も非常に有名で,1984年出版にも関わらず…
今回は池井戸潤の『下町ロケット』『下町ロケット2 - ガウディ計画』を紹介する.池井戸潤と言えば「やられたらやり返す―倍返しだ!」でお馴染みの半沢直樹シリーズ.半沢直樹シリーズは著者の銀行勤務経験を活かした銀行員・半沢直樹が主人公の小説で,度重…
忙しさを言い訳に書評を書くのをサボってしまった.一度やめてしまった習慣を再度始めるためにはかなりの精神的エネルギーを要するという学びを得た.他にも英語でブログを書こうと思うものの,時間がなく実現できていない.仕事の生産性を高めねば… 今回は…
手元にある佐藤優氏の著書をいくつか読んでいる.そのうちの一つが『知性とは何か』である.本書では反知性主義に焦点を当てている. 知性とは何か(祥伝社新書) 作者: 佐藤優 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2015/06/01 メディア: 新書 この商品を含むブ…
佐藤優氏の著書を立て続けに読んだ.今回は『超したたか勉強術』を紹介する.本書の目的は,現在を生き残るための思考の鋳型を提示することだ.現在の問題と歴史との類比を用いる等,方法の提示と同時に具体例を示しており,非常にわかりやすい. 超したたか…
以前,佐藤優氏と立花隆氏の対談をまとめた「ぼくらの頭脳の鍛え方」という本を読んだのだが,そこで薦められていた交渉力入門を読んだ. 交渉力入門<第4版> (日経文庫) 作者: 佐久間賢 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2011/08/11 メディ…
成毛眞氏と言えばマイクロソフト元社長として有名だ.本書の表紙にも氏名にそのような肩書が書かれている.成毛氏の立ち上げたHONZは積読リストが空に近づいたときに参考にさせてもらっている.成毛氏は猛烈な読書家でも有名で,本は10冊同時に読め!という…
GW中に何冊か読もうと図書館から借りた一冊が,「ハーバードの『世界を動かす授業』 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方」である.しかし,私の経済学の知識が皆無のため,思っていた以上に時間がかかってしまった.本書は各国が置かれた状況…